長期的バカと短期的賢者の話とか

 「短期的に損失はでていますが、長期的視点を見てもらわないと・・・。」とかいう答弁を聞いて、これは、本当にむかついたなぁ。むかついたから書いて気持ちをなだめようとして今しているんだけどね。こういう、長期的バカの言うことが、日本中覆っていて、さも当たり前で自信満々な態度を見せ付けられたりして、本当にうんざりだ。損失は現実であって、長期的判断は妄想にしかすぎない。将来の結果と今の結果は別。財務だったら、決算が違うのだから、今の損失は、今の損失。未来の利益は未来の利益。ぜんぜん別なことを、あたかも一つのことがらのように結び付けて説明するのは、頭がバカなのか、ウソつきなだけだよね。
 バスの事故が起きて、長期的判断で法律を改正したものであってと言わなかったでしょ。バスの事故は、責任とらないですむ話ではないでしょ。ところが、こういうときは、今度は、長期的判断が間違っていて、自由化して、認可制度をゆるめたのがおかしいとか言い出す。なぜ、事故が起きたかを議論するならいいのだけど、議論はされない。議論すれば、なにがいけないか簡単にわかること。ようするに、役所は、厳しい認可をしなくなったら、その分の仕事をしないですむ分、立ち入り調査をしたり利用者から苦情を集めて情報分析をすれば、新しいシステムを利用しての不正を防ぐことができるってだけ。それを一切しなかったということ。もう一つは、報道しているマスメディアとか新聞社も一切調査してなかったということ。調査とかいっても難しいことじゃない。ただ、バスに乗って、運転手に話を聞くだけでも、かなりのことがわかる。新しいシステムになれば、悪いやつもでることはわかっていたのに、なんにもしていなかっただけだよね。
 結局は、短期的にいい仕事を積み上げないエリートのバカどものせいで起きた責任を、長期的視点というウソでごまかされて、損失や被害をおしつけられてるだけだよなぁ。まぁ、こんなことをされ続けられれば、いずれは、多くの人は気がついて、自立して短期的賢者になっていくんだと思う。長期的バカも使いようってな具合で。最終的には、長期的バカの責任になるわけだし。日本全体がひっくりかえればいいだけだし、まぁ、楽しみなことだ。
 バカか賢者の違いというのは、バカは賢者のことを理解できない、賢者はバカのことを理解できるってことだろうね。自分の言ってることが、自己都合だけで通って、逆の立場だったらとか一切考えられないのがバカの証明だし。あと、一度バカになってしまうと、二度と賢者にもなれないんじゃないかな。自己都合で生きられなくなれば、自分がバカだと気がつくのだろうけど、日本のエリートがバカなのも、自己都合で生き易くなってるからだしね。
 ああ、少しは、すっとした。わはは。


バカとブスこそ金稼げ!
泉 忠司
マネジメント社
2015-12-09