首や肩は、椅子のせいというよりも、実は正座できないから、実はね。

 肩がこったり首がこったりが酷くなるのは、椅子に長時間座ってたときだという自覚はありませんか? まぁ、PCでネットをすると酷くなるという自覚はあるはずです。で、椅子を変えてみようかとなりますよね。
 もともと日本人は、椅子の生活はしていません。畳の部屋で、正座したり胡坐をかいたりして生活していたのが、戦後、アメリカ文化の影響や憧れから、家でも椅子の生活が主流になった。昔の人は、正座のまま食事をし続けたことができたのに、今では、できる人の方が少ない。正座の暮らしの経験があるお年寄りも、正座はできなくなっています。椅子だと正座ができなくなるのはなぜでしょうか。
 椅子の生活、とくにパソコンをしていると、だんだんと姿勢が悪くなり、猫背に。猫背だと、背中は伸びているのに腹はたるんでいるという状態になる。腹がたるむということは、腹筋が落ちてしまう。腹筋が落ちると、寝ている間、背中と腹が、肩や首を境目に綱引きするように引っ張りあっているのに、腹が弱ければ、妙な位置に首や肩がひっぱり続けられてしまう。そうして、凝りの種が撒かれる。毎日、その種から芽がでて、首も肩もゴチゴチになって痛みだしたりと。つまり、正座ができないのは腹筋がないからで、あれば、太腿にも筋肉がついてきて、正座しても耐えることができて、さらに痺れるまで座れると、世の中で言われてる加圧トレーニングの理論の通り、さらに腹筋や太腿、足全体の筋肉がついてきてと。
 椅子で腹筋が落ちてしまうのは、姿勢のせいだということはハッキリしているので、最近の売れているパソコン用の椅子は、背中を伸ばすように座れる工夫がしているんですよね。腹さえたるまなければ解決と。ほんと、よく考えられてるなぁと思います。まぁ、それで、本当にいい姿勢が維持できればいいんですけど、腹筋がない状態で、背もたれに寄りかかったら、腹筋はつかないまま、背中の筋肉がおちてしまうような。アメリカ人がそうならないのは、彼らが肉体トレーニング好きだし、あと、抱擁しあうハグしあう文化もあって、胴体そのものが鍛えられているので、バランスがとれる椅子が開発されてきたわけじゃないかな。
 とにかく、椅子が変っても、腹筋がなければ、結局は同じなので、ぜひ、椅子の上でも少し足がしびれるまで正座をして、腹筋がついたら、かっこよく椅子に腰掛けて優雅にネットを楽しんでください。